ツクロアの事業内容

教育分野

ツクロアでは、大学生や企業様に向けた教育、研修を行っています。 Web技術に特化した内容で、最新のJavaScriptフレームワークVue.jsやAmazon Web Services（AWS）を使い、アプリのつくり方を学習するための教材まで用意しております。

企業様向け研修教育

大手ハードウェアメーカーである企業様からのご依頼をいただき、一般社団法人 WebDINO Japan様と共同で、フルスタックWebエンジニアの育成目的となる社内研修に講師と教材作成を担当しました。組み込み技術者の方々にとって、JavaScriptをベースとしたWeb開発は、ほとんどの方が初めての取り組みだったことで、私たちは講師の他に質問対応ができるように複数人で対応しました。

講義内容の教材はかなりのボリュームになりました。ご依頼いただいたお客様にもご理解をいただき、講義で使用した教材をオープンソースとして公開しました。

すぐにコードを書いて動かせるための工夫

教材作成において、サンプルコードはブラウザで動作するクラウド開発環境サービスであるStackBlitzやCodeSandboxで誰でもすぐにコードを書くことができるようにGithubと連携しました。

ここからVue3の最初のコードをすぐに書いて学べます。

受講者はそれぞれが違うOSだったり、違う開発環境バージョンが入ったコンピュータを使用することになります。それにより同じスタートが切れない方は一定数いらっしゃいます。大抵が環境構築という高いハードルでつまずき、コードを書いて動かすといった最初の一歩にたどり着くことすら難しいことがあります。

「まずは書いてみよう」という思いつきが気軽に行動を起こし、楽しみに変わることはとても大切です。そのことをデザインを通じて理解している私たちとしては、もっと多くの方にコードを書く体験をすぐに味わってもらいたいと思っています。オープンソースにした理由のひとつでもあります。

ツクロアでは、企業様からのフルスタックWebエンジニア育成研修のご依頼も承っております。

Vue.js、Nuxt.jsの研修で講師、教材作成を担当

Webアプリケーション開発フレームワークであるVue.jsとNuxt.jsの最新バージョンであるVue3／Nuxt3の研修の上で、講師、教材の作成、受講者様のサポートを行いました。

私たちが実務で学んできたリアルな試行錯誤も活かしつつ、入門者にもわかりやすい講義にすることを目標として教材を作成しました。

こちらがオープンソースで公開した教材となります。 tuqulore/vue-3-practices

ポケモンを通じてサーバーとクライアントのアプリをつくる研修

ひとりで簡単なアプリ開発ができることを研修の目的としています。

研修の集大成として「ポケモン」をつかまえるアプリをクライアント側とサーバー側の両方を開発します。

とは言っても、「ポケモン Go」のようなリッチなゲームではありません。サーバーに格納されているポケモンの名称や画像を一覧で表示したり、捕まえたり、捕まえたポケモンのニックネームをつけたり…といったありふれたデータ処理で構成されています。ポケモンというキャッチーなキャラクターを通じてアプリ開発を学びます。

Amazon S3のインスタンスを立ち上げることや、これまで学習したVue3やNuxt3、Node.jsサーバーの構築を経て、アプリを作成する研修です。

こちらがオープンソースで公開した教材となります。 webdino/lyceum-pokemon

デザイン思考ワークショップからアプリ開発まで行う大学のカリキュラム

筑波大学の情報学群（情報科学類、情報メディア創成学類、知識情報・図書館学類）の3年次の学生を対象としたカリキュラム、筑波大学キャンパスOJTの学生指導を毎年行っております。

トレンドの変化が激しいWeb開発シーン、そのため指導内容については毎年アップデートを行っています。

ただ、技術的な内容にとどまらず、アイデアワーク、課題の検証、プロトタイプなどをも近年ではオンラインで行えるスキルを身に着けてもらうため、グループでデザイン思考のワークを行うこともあります。リモートで行うためFigjamを利用して、考えを共有するスキルの強化にも取り組んでいます。

企業、学校、形式は問いません。学びたい方へ

私たちツクロアは、多くの「ものづくり」を応援します。

デザイン思考におけるプロセス、その中にあるプロトタイプやテスト、また開発などについて学びたいと思った方、ひょっとしたら私たちがチカラになれるかもしれません。

あなたの思いを今すぐ行動に移したい、それが未来を変えるかもしれません。