足さない、引く

メニューなど必要な情報が目立たない場面はよくあります。
アクティブなメニューを明るく色付けしても他の色もはっきりした色になっているため、若干区別することが難しく感じます。
ここではアクティブなメニューを強調するのではなく、それ以外の非アクティブなカラーを弱めることで解決することはよくあります。

装飾しないほうが強調される例-良くない例 装飾しないほうが強調される例-良い例

通常、メニューはメインのコンテンツより強調されてはいけないので、まずは装飾をしないで機能させることを考えるべきです。
メニューをカードコンポーネントなど、枠があったりする装飾に内包するというのは一次情報であるメインコンテンツを弱めてしまいます。
ここは、メニューを背景に溶け込ませることで一次情報の存在を高めることにします。

装飾しないほうが強調される例-良くない例 装飾しないほうが強調される例-良い例

この考え方は、インターフェイスにおける他の多くの問題解決につながります。
よく言われることですが、 「足さない、引く」 ということです。