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Myo(アームバンドウェアラブルデバイス)を触ってみました

2015年2月1日 - ウェアラブル

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Myoというアームバンドのウェアラブルデバイスを触る機会がありました。
Myoと書いて、みんな「ミョー」と読みがちなんですが、動画の外国人の発音を聞いていると、「マイオー」のようです。
私も間違えないようにそう呼んでみたいと思います。

そんなMyoは、腕に巻いて筋肉の動きを筋電センサーで感知し、指先の動きまでデータとして取得するデバイスです。
Leap Motionだと限られた空間の中でしか有効ではありませんし、Kinectもある意味空間の制約があり、じっとしていなければならないことがあります。
Myoとの違いは、手に巻き付いていてBluetoothで情報を送信するので、大抵は家の中のどこでも、あまり空間に制約されず手の動きを機器に送信することができる、というものです。

筋電センサーなので、手をにぎった(グーにした)とか開いた(パーにした)というジェスチャーが筋肉の動きによって感知してわかるというものですが、それ以外にスマホのような加速度センサーもついています。
(加速度センサーはとりたて珍しくもなくなりましたが、このデバイスの売りはやはり筋肉を感知するというところでしょう)

あまりプログラミングの知識がない私でもHTML5に触れていることがあるので、「何か動かしてみよう」という場合、Webでやってみるのが割と楽でした。

導入

SDKのインストール

https://developer.thalmic.com/downloads
私はMacを使う人なので、上記のURLより「SDK Downloads」の「Mac」から「Myo Connect for Mac 0.8.1 」と「Mac SDK OS X 0.8.1」の2つをダウンロードしてインストールします。

Myo.jsを取得

https://www.npmjs.com/package/myo
このままではネイティブ環境でしかプログラミングできないので、HTML5でMyoを使うにはJavaScriptライブラリが必要となります。
ここではMyo.jsを入手します。
githubからでも取得できますが、node環境な人は「$ npm install myo」のコマンドでインストールするのもありです。

HTML5でMyoのデータを取得

後はブラウザ環境で動作します。 HTMLには以下のJavaScriptを読み込む必要があるようです。

<script src=’http://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/underscore.js/1.6.0/underscore-min.js’></script>
<script src=’./myo.js’></script>
<script src=’./experimental/myo.experimental.js’></script>

あとはhttps://www.npmjs.com/package/myoに書いてあるドキュメント通りに使えば数値がちゃんと取れるので、導入にはそんなに苦労しなかったです。
ちなみに英語のドキュメントなので、説明すると…

pose   myo.on('pose', function(pose_name, edge){ ... }) 

と書いている部分では、「ユーザーがある手のポーズをとった」というイベントが取れます、その際引数pose_nameには以下のような文字列が返ってきます。

これらのジェスチャーを文字列で判別できるのは便利だと思います。
ただ今のところ、指や手の色々なポーズはこれくらいしかAPIとして出ていないので、今後はもっと色々な手のポーズが取得できるようになるでしょう。

感度は?

Myo get started with HTML5 from Hideki Akiba on Vimeo.

肝心の正確さについて。 これは他のデバイスもそうなんですが、ユーザーがリラックスした状態で直感的に操作することができるのはなかなか難しい状況です。
導入ではHTMLのdiv要素に対して、Myoをつけた手で左右に払うように動かすサンプルを作って試しました。
しかし、ユーザーの思った方向に動かないことなどがありました。
動画では私自身がちょっと気をつけながら手を動かしたにも関わらず、意としない方向へ動いたりしています。

使い道について

前述したとおり、手の動きを感知する他のそれと違い、じっとしていなくても使えることを前提としたデバイスです。
公式サイトの動画ではやはり目につくのはシューティングゲームになるのでしょうか。
銃を撃ったりするなどのジェスチャーは、ゆらゆら腕が動くので、Leap Motionよりもユーザーの体験に近いかもしれません。
あるいはソファーに寝転がりながら、音楽やビデオを切り替えるなどにも用途があるかもしれません。
なんとなく自分の好きな体制で色々なモノをコントロールするには、設置型のモーションセンサーよりこういったウェアラブルデバイスのほうがまだ分がありそうですが、筋肉の動きをもとに指の動きを感知するには精度的にまだまだ課題があるように感じました。
ただ、ウェアラブルはまだまだこれから精度や誤差はどれだけ向上するか未知数なので冷静に見守っていくという姿勢も大切かと感じます。

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